あなたの中の4人の天才!悩みは誰かが解決する
私たちの心の中には4つのマインドが存在します。
そして、それぞれに違ったエネルギーを放っていますので、自分で悩みを作り自分で解決するという一見矛盾に感じてしまうことも平気でやっています。
問題を作ったのはどのマインドで、解決したのがどのマインドなのかを理解しておくと、マインドは成長していきます。意識がそのマインドに働きかけることで無意識に動くようになります。
理解するのに時間はかかりませんが、一旦理解するまでは有意識でやり続けることが無意識に繋がります。意識は常に動いていますので、その自然に動く無意識になってしまうことが重要です。
4つのマインドのエネルギー
エネルギーといっても何のことだか分からないという人も多いかもしれません。簡単に表すとエネルギーとは「気」のことです。
元気、勇気、短気、病気、根気など
いろんな「気」があると思いますが、それらが全てエネルギーということなんです。
元気は元になる気(エネルギー)
勇気は勇敢な気(エネルギー)
病気は病んだ気(エネルギー)
このように気をエネルギーと変換すると一瞬で理解はできるはずです。
潜在意識の心理学、マインドタイプ心理学での4つのマインドもエネルギーの循環を表していますが、4つのマインドはそれぞれのエネルギーで動いています。
マインドタイプの4つのエネルギー
勇型は勇気:勇敢に突き進むマインド(勇ましいエネルギー)
考型は才気:物事を処理するマインド(考えるエネルギー)
感型は磁気:引き寄せるエネルギー(感じるエネルギー)
和型は士気:全体を高めるエネルギー(和みのエネルギー)
4つのマインドは手法も違えば目的も違います。従って合う合わないということが人との間で起きるのは、このマインドの違いなだけなんです。
悩みのほとんどは対角にある
マインドタイプには得意と苦手が存在しますが、そのマインドタイプの対角が悩みを作ることが多いと思います。
勇型の対角は和型(逆の同じ)
勇敢に突き進むタイプの勇型は周りというよりも進むというエネルギーが強く、目標達成に向かって進む力が強い反面、和を乱すのもこのマインドの特徴です。このタイプは和を重んじている和型のタイプとは合いません。目的地が違うので方向がまず違います。
悩みは大抵、人がついて来れずに進むことができなくなってしまうこと。
考型の対角は感型(逆も同じ)
考えることが好きなタイプの考型は考えない人とは話が合いません。感覚で動いてしまう感型が対角なので感型とは合いません。そして、考えずに進みたがる勇型とも合いません。4つのマインドの中でも頭が固いタイプです。
悩みはプラン通り動いてくれない人に対してストレスを抱えることが多い。
感型の対角は考型
感覚で動くので考えている人の話は基本聞きません。直感を大事にしていますので、勇型と組めば発展が早く物事を進めるスピードに関しては感型のトップと勇型の二番手というスタイルが最大の力を発揮します。
悩みは考型が上司にいる場合による考えられないのに考えさせられること。
和型の対角は勇型
調和や場の雰囲気を大切にする和型は和を乱すことを一番嫌います。なので、勇型のように和ではなく進むという目的の人とは合いません。人の気持ちや相手の気持ちを考えるタイプなので、独りよがりを特に嫌います。
悩みは人の事を考えない人と一緒にいるとストレスを抱えてしまいます。
まとめ
4つのマインドの苦手や悩みを見ると今の自分がどのマインドが軸になっているかが分かってくると思います。そして、周りの人がどのタイプで自分にどんな影響を与えているかで自分の能力がどのように貢献できているかを知ることができます。
この4つのマインドは全ての人にあるもので、苦手といっても全て使って生きていますので、克服するというより活かす理解するということが大事です。
私は生粋の和型ですので、目標達成よりも人間関係に重点を置いています。ですが、成果を出すためには軸になっている和型を抑える場面があります。チームでの成果を目的としたときに和を作っているだけでは足りないと思う場面では勇型を使うようにしています。
ですが、元になっているエネルギーが調和のエネルギーなので、根っこにあるのは成果を出せば和が作れるという想いの元に動きます。全ては根っこにある部分が大切になっていますので、進むことが好きな勇型の人が和を作ろうとしている場合は和を作った方が早く進めるということが根っこにあります。
勇型を活かすための和型といったスタイルです。
何かを成し遂げるために自分の中の他の天才性を使うという二段階で考えことができるとひと回り大きく成長している証になります。
苦手や悩みを力に変えることができるのは、4つのマインドを知ることから始まります。過度なストレスを感じたくない人や、うまくいかないことで頭を抱えている人はマインドタイプを学んでみてはいかがでしょうか。